【奥秋テント村レビュー】山梨の山奥でしっぽりソロキャンプ。森林浴と温泉も気持ちいい!

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山梨県と東京都のほぼ県境に位置する丹波山村(山梨)にある奥秋テント村ソロキャンプをしてきました

東京の奥多摩の隣、少し西に進んだところにある集落が山梨の丹波山村です。

温泉もあって自然の中でホッとできるような空間でした。

また料金もお手頃で、またリピートしたいと思えるキャンプ場でした

 

目次

こんなキャンプ場

奥秋テント村は山梨県丹波山村にあるキャンプ場です。

東京の奥多摩の隣に位置していて、多摩川の始点である奥多摩湖に流れ込む源流にあたる丹波川が流れています。川の水はとてもきれいです。

そんな丹波川の川沿いにキャンプサイトがあります。川から一段上がったところにテントを張る形です。

川を正面に見て背中側は山の斜面になっていて杉林になっています。

なので杉の枝なら拾いたい放題!

サイト自体は大きくもなく小さくもなくといったところで、多少こじんまりとしている感じはありますが、空は抜けていて太陽の光も入ってくるので開放感もあるかなといったところです。

サイト内に車の乗り入れも可能ですが、サイトへ行くのに細い橋を渡らなければならないのが関門です。

橋を通るのが厳しい場合は駐車場に車を止めて、オーナーさんが軽トラで荷物を運んでくれます。

温泉も近くにあって安く入れるので、その点もGood。

オーナーさんはいろいろと親切に対応してくれるのでとてもありがたいです。

近くに温泉があり、多摩川の源流である丹波川のほとりでキャンプができます。集落の中にありながら、きれいな川と緑溢れる木々に囲まれた静かで落ち着いた空間が特徴のキャンプ場です。

ちなみに、ヒロシのぼっちキャンプ(BS-TBS)の第一回の放送で使われたキャンプ場だそうです。

キャンプ場情報

  • 住所:〒409-0300 山梨県北都留郡丹波山村1900
  • 電話:0428-88-0507
  • チェックイン:その時の状況による為電話で確認したほうがいい。(午前中から大丈夫だったり、お客さんが多いと午後からでお願いされたりする)
  • チェックアウト:チェックアウトもあまり決まったところはなく、オーナーさんに相談できる。
  • 営業期間:3月下旬〜11月中旬

サイトはフリーサイト

フリーサイトなので、テントのサイズなんかは気にする必要ないですね。

場所は早いものがちです。

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ところどころに良さげな間隔で木が立っているので、ハンモック泊なんかもできそうです。

(ヒロシのぼっちキャンプでもハンモック泊をしていたようです)

基本的に河原沿いのエリアがサイトですが、杉林の斜面を登ったところに林間のサイトがほんの少しあります。(オーナーさんに話を聞いただけなので、場所が確実とは言えませんが、見に行ってみて多分この場所だと思います。)

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階段を登って荷物を運ばなければいけなく、完全に杉林の中なので日陰が多いような場所ですね。隔離された場所でテントを張りたいような場合はありかもしれません。木が立っているので、スペース的に大きなテントは張れないです。杉の葉っぱが敷き詰められているような場所なので、火の扱いには注意が必要そうです。

アクセス

  • 圏央道青梅ICから、車で1時間30分ほど。約50km。
  • 中央道大月ICから、車で1時間ほど。約35km。

奥多摩方面から国道411号を来て、道の駅を過ぎて少し走ったところで左に入ります。

T字路にぶつかるので右に曲がりそのまま道伝いにいくとキャンプ場となります。

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料金

入場料金・大人:¥1000/人
・子供:¥500/人
テント料金
(一張り)
・一人〜二人用(ハンモック泊):¥500
・三人用以上大型テント:¥1000〜
タープ類料金・一張り¥500
駐車料・車:¥500
・バイク:¥200

テントの大きさなどにより料金は変わってくるようなので、問い合わせが必要ですね。ただ、現在のキャンプ場の料金相場の中では利用しやすい料金設定になっていると思います。

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今回はソロキャンプでソロテント(タープはなし)でバイクでの利用でした。

料金的に気軽に利用できちゃいますね。

キャンプ場の設備

水場

キャンプ場内に1箇所です。サイトがそれほど広くないので特に不便ではないです。

お湯が出る設備はありません。

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トイレ

トイレも場内に1箇所です。

トイレはちょっと古めな感じなので、最新式のきれいさはありませんが、水洗で洋式便器もありますし問題はないと思います。

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ただ、男女共同のトイレです。男性用の小便器が丸見えの場所にあるので、タイミングによってはちょっと躊躇してしまう可能性がありますね。(男性も女性も)

せめて小便器のところに目隠しがあってほしいところです。

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管理棟

受付は普通の家の玄関です。インターホンを鳴らすとオーナーさんが出てきます。ちょっと分かりづらいですね。(キャンプサイトは受付の家のちょっと先にある橋を渡ったところ)

さらに戸惑うかもしれないのが、奥秋テント村のオーナーさん宅の隣は別のキャンプ場の受付です。普通の隣り合う家が各々別のキャンプ場の受付になっています。(隣は木下ファミリーキャンプ場)

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サイトに乗り入れないで車を駐車する場合は、家の反対側の駐車場になります。

シャワー

シャワーなどはありません。

ロケーション

多摩川の源流である丹波川はもちろんきれいで清流と言えます。

そんな丹波川を望みながらキャンプができるのはいいですね。

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集落の中にあるキャンプ場ですが、民家や人工物が目立つような感じではないのもいいです。

木々に囲まれて緑も多くあり、空も開けているので気持ちのいいロケーションです。

朝日が入ってくる時間帯がとても気持ちがよかったです。

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場所によっては川側に木が生えていて視界を妨げてしまっているところもあります。でも川にすぐに降りられますし、河原にイスでも持っていってのんびりしたりすれば、テントを張るロケーションはあまり気にしなくても満足できるかもしれません

もちろん川遊びもできます。

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サイトの上流側にある階段を降りたところに砂地の場所があったのですが、ここにテントを張れたらロケーション的に最高だなぁなんて思いました。完全に河原なのでキャンプ場外ですが・・・。

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個人的にはなるべくなら川を望める場所にテントを張りたいですね。

グラウンド状態

オーナーさんから地面は石が多いという事を電話で予約した際に言われました。実際に確かに石は多いですが、地面の中は土も多い感じの場所だったので、(鍛造)ペグはしっかりとくいつきました。

鍛造のペグがいいのはもちろんですね。

地面表面に石が結構ゴロゴロあります。特に河原に近いエリアです。テントを張る際は、テント下に居心地の悪くなるような石は取り除く必要があるかと思います。コットやハンモックを使えば当然問題ないですが。

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山の斜面側のエリアの方が石が少なくて、場所によっては芝が薄っすら生えている感じです。

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キャンプ場は全体的に傾斜しているような場所はないので、その点は気にする必要はないですね。

ゴミ捨て

ゴミ捨てオッケーです。

分別はお願いされます。

特に生ゴミは分けてくださいと言われます。

灰捨て場あります。

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焚き火

直火は禁止。

焚き火台の使用が必須です

薪はキャンプ場で購入できます。(一束 ¥500)

販売している薪は針葉樹で、あまり火持ちしない感じの薪です。

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薪は用意できるのであれば持参したほうがいいなと感じました。

薪は現場調達も可能です。杉林に入れば杉の枝が沢山落ちています。(ただ、天気次第かとは思いますが、杉林内はジメッとしていて、湿っている枝が結構多かったです。)

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短時間でこれだけ拾えました。

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現地調達するならやはりノコギリがあったほうがいいです。

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もちろん生きている木は切ったらダメです。

オーナーさんにも聞いてみましたが、落ちている枝を拾って燃やす分にはオッケーとのこと。

ただし、拾ってきた枝は燃やしきってくださいとのことです。

拾ってきてその場(サイト内)に置いて帰るのは勘弁してほしいとのことなので、燃やし切って残さないようにしましょう。分量も考えて拾うように。

ちなみにシイタケを植えているので並んでいる原木は取って薪にしたら絶対ダメです。

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サイトへつながる細い橋

サイトへ行くのに通らなければいけない橋です。道幅が狭く大型の車は通れないようです。

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ただ、ランクル70が通れていました。フィットなどもサイトに入れていましたし、もちろん軽自動車も大丈夫です。

ただ橋の入口が左に折れているので、入るときに注意が必要そうです。入り口のところで橋の縁石部分にタイヤのサイドを擦ってパンクしてしまった車もあるそうなので、気をつけてください。

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バイクは余裕ですね。

温泉

キャンプ場から車で約5分。丹波山の道の駅に「のめこい湯」という温泉があります。

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キャンプ場で割引券をいただけるので、なんと¥300で入ることができます。

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通常価格が¥900なので格安で利用することができます。

注意点としては営業終了が19時で、最終の受付が18時と結構早いところです。

近所に美味しそうなパン屋さん

キャンプ場の近くに「きのしたベーカリー」という無添加生地で焼き立てのパンがうりで、評判のパン屋さんがあります。

でも、僕が訪れたときはお店が閉まってました・・・。

月曜、火曜は定休だそうです・・・。

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フェイスブック、ツイッターで情報が見れます。

きのしたベーカリーFacebook

きのしたベーカリー (@KinoshitaBakery) | Twitter

気になった点

・男女共同トイレの為プライバシーがちょっと不安。

・設備自体は必要最低限な感じ。個人的には問題ないが、高規格のキャンプ場を望まれる人には物足りなさを感じるかも。

・受付が普通の家なので少し戸惑う。

・スーパーやコンビニは皆無です。小さな商店と道の駅はありますが、前もって必要なものは購入しておくのがよいと思います。

・ホームページはないもよう。情報発信はフェイスブックやツイッター。

奥秋テント村フェイスブック

奥秋テント村 きの・やまやん (@kinoyamaya) | Twitter

周辺情報

 《観光》

村営釣り場        キャンプ場から600m

ローラー滑り台 キャンプ場から2km 

《買い物》

・木下ベーカリー キャンプ場から300m

・船木商店         キャンプ場から1.2km

・道の駅     キャンプ場から1.6km

《温泉》

のめこい湯 キャンプ場から1.6km

 

最後に

アクセスはいいとは言えませんが、山の中にひっそりとある静かで落ち着けるキャンプ場でした。

温泉も気軽に入れますし、焚き火や夕食前に汗を流してリラックスできるのはいいですね。

常連さんも結構いるみたいで、リピートする気持ちがわかります。

オーナーさんは優しく対応してくれます。キャンプ場のステッカーももらえました。

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土日はやはり定員を超えてしまうことがあるようなので、事前に連絡をして宿泊できるか確認は必要です。

あまり堅苦しいルールはなく、オーナーさんも臨機応変に対応してくれるので、リピーターには居心地がいいキャンプ場になるのかもしれません。

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