大型バイクで立ちゴケした経験から、原因と対策を教えます。

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kawasaki ninja1000に乗っています。

とても綺麗に乗っていたんです。

購入から数年経っているのに、

「カッコイイバイクだね〜、新車?」

なんて声をかけられることも多く、傷や汚れもなく綺麗な状態を保っていた自慢のバイクでした。

 

ところがやってしまったんです。

バイク乗りの宿命『立ちゴケ』を・・・。

 

 

 

目次

バイクが倒れた

軽いツーリングから帰った自宅マンションの駐輪場での出来事でした。

とても暑い日でした。

ヘルメットの中は蒸れぎみで、股下から立ち上るエンジンの不快な熱気を体で感じていました。

いつも通りバイクを止める位置にゆっくりと停車。

ラジエターファンが回り始め熱風の勢いがまして体に襲ってきました。

キーをひねりエンジンを停止させ、バイクを降りようとした瞬間です。

バイクが左側にスーッと、いけない角度まで傾きました。

 

「えっ⁉︎」

 

左足とハンドルを握っていた両手に力が入りましたが、230kgある車体の重量を支えることなんて到底出来ず、脳からの指令は逃げろ。

バイクから手を離し、左足が下敷きにならないようにステップして無意識に危険を回避。

 

「ガシャン!」

 

ninja 1000は無残にも横を向いてコンクリートに打ち付けられ、陸に打ち上げられた魚のように寝そべってしまいました。

 

「がーん、やらかしてもうた・・・」

「バイク大丈夫であろうか・・・」

 

なぜこのようなことが起こってしまったのかと呆然。

我に返ってまず車体を起こすことを試みるも、さすが大型バイク、

重くてなかなか上がらず苦戦。

バイク乗りの知り合いが通りかかり、手伝ってもらって車体を引き起こせました。

バイクが倒れたショックと、知り合いに見られた恥ずかしさと・・・。

 

バイクの損傷

バイクはハンドルのグリップエンドが傷ついたのとアンダーカウルとマフラーが少し傷がついたくらいで、他は目立ったダメージがなく、幸いだったと思います。

(絶望感にさいなまれるも、思ったより損傷は軽くて、特に修理はしませんでした。)

 

バイクが倒れた原因

なぜバイクが倒れてしまったのか、その原因を突き止めるのは簡単でした。

サイドスタンドを出し忘れたから。

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バイクは二輪の乗り物で、速度が出てれば直立して安定するのですが、当然のことながら停車時は支えがないと倒れてしまいます。

停車してサイドスタンドを出さずに人間がバイクから離れようとすれば、バイクが倒れるのは自然のことです。

 

ではなぜサイドスタンドを出さなかったのか。

それはよくわかりません。

疲れていたのか、暑くて集中力が途切れたのか、考え事をしてしまったのか。

いわゆるヒューマンエラーです。

 

立ちゴケ対策

ではこのようなサイドスタンドを出し忘れてバイクを倒してしまうというヒューマンエラーが、再び発生する可能性をなくすにはどうすればいいか。

対策を施さないと心配になり、それ以来バイクを止める時の手順を変えました。

 

停車時における手順を変更

《立ちゴケする前までの手順》

  1. 1速の低速で停車位置まで侵入する(最終的にはクラッチを切った状態)
  2. バイクを停車させる
  3. ギアをニュートラルにする
  4. キーをひねってエンジンを止める
  5. サイドスタンドを下ろす
  6. バイクから降りる
  7. キーを抜く

《サイドスタンド出し忘れ防止の手順》

  1. 1速の低速で停車位置まで侵入する。(最終的にはクラッチを切った状態)
  2. バイクを停車させる
  3. サイドスタンドを下ろす(エンジンが強制停止する)
  4. キーをひねってオフにする
  5. バイクから降りす
  6. キーを抜く

以前まではキーをひねってエンジンを切ってからサイドスタンドを下ろしていました。

これだとエンジンを切った後にサイドスタンドを下ろす手順が抜けてもバイクから降りようとすることが起こり得る、というか起こってしまったのです。

なので、エンジンをサイドスタンドを出すことで停止させるようにすれば、サイドスタンドの出し忘れはなくなります。

(エンジンがかかっている状態でバイクから降りることは確実にないので)

対策としてサイドスタンドを下ろす工程をキーをひねる前に持って行きました。

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サイドスタンドを下ろすとエンジンが停止する機能はほとんどのバイクに備わっています。

 

もともとはバイクが発進する時にサイドスタンドを出したままだと危険なので、走り出せないようにする安全装置ですが、僕は停車時にエンジンを強制的に停止させるのに利用しています。

 

停車したらまずサイドスタンドを出してからエンジンが止まってから降りる。

そうすればまず間違いなくサイドスタンドの出し忘れを防止できると思います。

この手順で停車するようになってから、サイドスタンドの出し忘れによる立ちゴケしたことはありません。

立ちゴケ自体、今の所ありません。

 

ギアを1速に入れて停車すること

この停車手順にしたことによって常に1速にギアを入れた状態でバイクを止めるようになりました。

バイクには車のようにサイドブレーキは付いていませんので、坂道などの場所でニュートラルの状態でバイクを止めておくとバイクが動いてしまう場合があります。

下り坂で停車してバイクが前へ動き出すとサイドスタンドが勝手に外れてしまいバイクが倒れてしまいます。

以前はギアをニュートラルで止めることがほとんどで、坂道などでは1速に入れるようにしていたので、1速の入れ忘れ防止にもなり安全度は上がりましたね。

 

教習所で習った降車方法

そういえば教習所で習ったバイクから降りる方法は、また違っていました。

  1. バイクを停車させる
  2. キーをひねってエンジンを切る
  3. バイクから降りる
  4. サイドスタンドをかける

この方法だと確かにサイドスタンドをかけ忘れる可能性は低そうです。

でもこの手順を守っている人って見たことないです。

白バイくらいはやっているのでしょうか。

バイクを直立させた状態を保ちつつ、バイクから降りてサイドスタンドをかけるというのは、とても不安定で重いバイクになるほど危ないです。

足元が砂利などで滑るような場合、バイクを倒すリスクがかなりあります。

 

バイクに乗る時もサイドスタンドを払ってから乗るという順序でしたね。

理にかなってないような気がしますが、その通りの手順を踏まないと免許の検定試験でマイナスされてしまうんですよね。

昔のバイクはサイドスタンドの払い忘れ防止の安全装置がなかった為に、サイドスタンドを出したまま走行しての事故が多かったことで、乗車と降車の規定が定められたそうです。

現在は安全装置が付いているのだし、改めてもいいと思うのですが、お上の規則をかえるということはなかなかできないんでしょうね。

 

 最後に

バイクが倒れるのは非常に悲しいことです。

車体が軽く傷がつくくらいで済めばまだいいかもしれませんが、場合によってはミラーが取れたりレバーが折れたりする可能性もあります。

立ちゴケ程度であれば自分の体を傷つけることは少ないかもしれませんが、心に負う傷は計り知れません・・・。

サイドスタンドのかけ忘れでバイクを倒してしまっては悔やまれます。

バイクに乗っているときは気を張っている状態でも、バイクを降りるときは安心してしまっている状態が多いかもしれません。

そんなときに思いがけないことが起こったりするものです。

 

バイクを降りるまでがツーリング。

最後まで気を緩めずに愛車を大切に扱いたいものです。

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