自転車のパンク修理のやり方解説

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自転車のタイヤがペコペコ・・・

 

パンクだ・・・

 

自転車のトラブルで一番多いのがタイヤのパンクです。

 

パンク修理について解説します。

 

 

 

目次

用意するもの

  • 新しいチューブ
  • タイヤレバー
  • 空気入れ

 

  • 新しいチューブ

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チューブはタイヤサイズにあったものを用意します。

タイヤの側面にタイヤサイズが書かれていますので、チェックして対応したサイズのチューブを用意します。

チューブのサイズはタイヤサイズとぴったりな設定ではなく幅を持って設定されています。

 

例えば 

サイズ表記 700×20c〜700×25c となっていた場合

タイヤ幅 20mm〜25mmに対応していることになります。

700×23cのタイヤであればこのサイズの範囲内なので使用できることになります。

 

チューブのメーカーによって対応サイズの範囲がまちまちだったりするので、自分の自転車のタイヤサイズが対応範囲内になっているかを確認して購入してください。

(タイヤの規格は何種類かありますので、適合するものを選んでください)

 

  • タイヤレバー

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ホイールからタイヤを外すための道具です。タイヤとホイールの間に差し込んで使用します。

素手で外すことも可能ですが、特に細いタイヤの場合はかなり硬いので、難易度が高くなります。

 

  • 空気入れ

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新しいチューブに空気を入れる必要があるので必ず必要です。

自転車のバルブにも種類があるので、適した空気入れを用意してください。

 

仏式・・・ロードレーサーやマウンテンバイクなど

英式・・・ママチャリなどに多い

米式・・・マウンテンバイクやビーチクルーザーなど

 

 

タイヤを外す(前輪)

ブレーキを解放させる 

タイヤを外そうとしてもブレーキのパットに引っかかってしまうので、まずブレーキを解放します。

ブレーキ部分にある小さいレバーを引き起こすとブレーキが開きます。

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クイックリリースレバーを引き起こす

ホイールとフロントフォークを留めている、クイックリリースレバーを引き起こすとホイールが解放されます。

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完全にホイールを外すには、クイックリリースレバーの反対側にある黒いプラスッチックの部分を回して緩めます。

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緩んでくるとホイールが完全にフロントフォークから外れます。

 

バルブのキャップを外す

空気を送り込むバルブのキャップを外します。

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チューブ内の空気を完全に抜く

パンクしていてもチューブ内に空気が残っている場合があるので、抜いておく。

 

リムナットを外す

チューブを取り外すためにリムナットを回して外します。

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タイヤをホイールから外す

タイヤレバーをリムとタイヤの間に入れて、タイヤレバーをスポークに固定します。

 

一本目から間隔をあけて、2本目を同様にタイヤレバーをスポークに固定します。

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まだ完全にタイヤがリムから外れていないので、タイヤレバーを差し込んだあたりから、手でタイヤを外していきます。

少し力を入れないと外れませんが、少しでもタイヤが外れればあとは簡単に外れます。タイヤを外すのは片側だけで大丈夫です。

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チューブを交換する

チューブをタイヤの中から引っ張り出す

タイヤの中に収まっていたチューブを引っ張り出しします。

最後にバルブをリムの穴から抜いて完全にチューブを取り出します。

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タイヤの状態を確認

パンクの原因のなった異物がタイヤ内に残っていたり、タイヤに刺さったままの可能性があるので、タイヤに異常がないか確認します。

タイヤに大きな損傷があったり破れていたりした場合はタイヤも交換しなければなりません。

 

新しいチューブをタイヤに入れる

チューブを外した時と反対の手順で行います。

まずバルブをリムの穴に入れます。

次に新しいチューブをタイヤの中に入れていきます。

この時にチューブに少しだけ空気を入れるのがコツです。

空気を少しだけ入れることで、タイヤ内に収まりやすくなります。

空気が入っていないペラペラの状態だと、タイヤ内に入れている作業中に、また出てきてしまったりしてしまいます。

空気を入れすぎるとタイヤに入れられませんので注意が必要です。

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タイヤをリムにはめ込んでいく

外したタイヤをリムにはめ込んでいきます。

手でタイヤを押し込んで入れていきます。

最初のうちは簡単にはまっていきますが、最後のところはかなり力ずくで入れ込みます。

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入らない時はタイヤレバーを使って入れます。この時チューブを傷つけないようにしてください。

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チューブを入れ込む歳にチューブがはみ出て、タイヤとリムの間に挟み込まないように注意しながらはめてください。

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バルブをリム側に押し込む

バルブがついている部分はチューブがタイヤとリムの間に噛み込みやすいので、バルブをリム側に押し込みます。

するとチューブがタイヤの中に押し込まれるので噛み込みが解消されます。

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チューブがタイヤとリムの間に噛み込んでないか確認

チューブに空気を入れる前にチューブがタイヤとリムの間に噛み込んでいないかタイヤ一周を確認します。

噛み込んだ状態で空気を入れるとチューブが破裂する危険があります。

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チューブに空気を入れる。

チューブに規定値内の空気を入れます。

タイヤの側面に空気圧の規定値が記載されています。

 

タイヤのビートがしっかりリムにはまっているか確認

タイヤのビートがしっかりとリムに引っかかっているか、歪んでないか確認します。

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タイヤをフレームに装着する

外した時の逆の手順ではめます。

ホイールの軸(ハブ)を自転車のフロントフォークの引っ搔き部分にはめる

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クイックリリースレバーを締め込んでタイヤとフレームを固定する

クイックリリースレバーを回して締込みます。

クイックリリースレバーを倒し込める程度の硬さまで締込みます。

締込みが甘いと最悪走行中にタイヤが外れる危険性があるので、しっかりと締込みます。

ただ締込み過ぎてもレバーが倒れきらなくなってしまいますし、パーツが破損する可能性もあります。

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ブレーキを元に戻す

タイヤを外しやすくするためにブレーキを解放していたのを元に戻します。

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タイヤの装着状況とブレーキがしっかり利くことを確認

タイヤがしっかりと回ること、歪んでついていないかを確認します。

同時にブレーキレバーを握ってしっかりブレーキが利くことを確認して作業終了です。

 

 

 

 

 

 

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